サン・モリッツでスイスの旅の2日目の朝を迎える。
ホテルの前の学校広場でバスに乗り、サン・モリッツ駅へ。
サン・モリッツ駅からは、ティラーノ行きのベルニナ特急とツェルマット行きの氷河特急が出ている。
氷河特急は平均時速30kmの世界一遅い特急と云われている、それでも転覆脱線するとは驚きである。
氷河特急の乗車客の3〜4割が日本人だと云う。
氷河特急はサン・モリッツからスタートし、クールでUターンをしてツェルマットまで走る。
標高1775mのサン・モリッツからエンガディン・オダ谷を下り、左折して、アルブラトンネルを通りぬけると、
氷河特急路線の中で最もアトラクション的な、6つの高架線からなる「アンブラ線」がある。
5本の石造りの柱に支えられている、ランドヴァッサー橋を過ぎると、
ティーフェンカステル・ドルフで、昨日、バスから眺めた聖ステファン教会が現れる。
クールでUターンして、フォルダーライン川の右岸を川に沿って遡り、右岸に建つユニークな教会を眺めていると、
氷河特急は、ディゼンティスの駅に到着する。
聖ステファン教会
地図の中央の建物が聖ステファン教会です <スイス ティーフェンカステルにて>
サン・モリッツからのディゼンティスまでの風景を、
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氷河特急はディゼンティスの駅に暫く停車した後、
ラックレールで、歯車の力で登り、氷河鉄道最高度の標高2033mのオーバーアルプパスヘーエへ。
峠からネッチェンの街までは、車窓の両側に氷河が見える。 氷河急行のハイライトである。
ネッチェンを過ぎると、アンデルマットの街が見えてきた。
車窓の両側は、高山植物が地面を一面に覆っているお花畑だ。
氷河特急をアンデルマットで下車、ここから、フルカ峠、グリムゼル峠を越えてグリンデルワルトへ。
駅前からは、オーバーアルプ峠から下ってくる、赤い車体の氷河特急が見える。
アンデルマットの街を後にして、ウルゼルン谷を西に進む。
谷を左手に分かれて、右に登る道を進むと、フルカ峠はもう直ぐだ。
標高2431mのフルカ峠は車窓のみで通過する
フルカ峠を越えると、グリムゼル峠越しにベルアーナアルプスが見えてきた。
その向こうに見える高い山がフィンステルアールホルン山 だろうか?
フルカ峠から少し下った標高2274mのベルヴェデーレに到着。
ベルヴェデーレ
地図の中央がベルヴェデーレです <スイス ベルヴェデーレにて>
ディゼンティスからベルヴェデーレまでの氷河特急とバスの旅を、
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ベルヴェデーレには、ホテル以外に、レストラン兼お土産店があり、
ベランダからは、フルカ峠から南にのびる尾根とフルカ氷河が見える。
ベルヴェデーレの北側にはローヌ氷河が迫っている。
氷河から流れ出す水は、ロッテン川になり、ゴムス谷を通って、ローヌ川となってレマン湖に注いでいる。
フルカ峠やベルヴェデーレを後にして坂を一気に下ると、右手前方にグリムゼル峠がある。
標高2165mのグリムゼル峠を通過すると、トーテン湖がある。
更に下ると、人造湖のグリムゼル湖やレーテリクス・ボーデン湖が現れる。
ルーナアルプスの東麓を流れるアーレ川沿いに下ると、プリエンツ湖があり、間もなく目的地のグルンデルワルトだ。
ホテルのベランダから、夕日に映えるアイガーを楽しむ。
グリムゼル峠にある
トーテン湖
地図の中央がトーテン湖です <スイス グリムゼル峠にて>
グリムゼル峠周辺の風景をを、
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